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2008年10月11日 (土)

「21世紀の国富論」

 何かのTV番組で話していた原さんに興味を持ち、本を買ってみました。「21世紀の国富論」。アダムスミスの国富論を意識したと思われる表紙、すごく目を引きました。
 前半は、ずーっと今の経済について。ベンチャーキャピタリストからみた問題点をいろいろと書いていますが、一言で言うと、短期的投資では真の成長はできず、長期的投資をもっと積極的にやっていかなければいけないとのこと。短期にキャピタルゲインだけで儲けようとするのはハリボテな会社を作るだけだ、という感じでしょうか。で、企業は株主だけのものではなく社会全体のものであって、より豊かな社会を作るためのあるのだと考えるべきだとのこと。たしかに、株主にもいろんな考えがあるので、本当に企業のことを考えている人もいれば、株のことしか考えてない人もいますよね。本当の意味での投資とは何か?を考えさせる内容でした。
 で、後半は今後の日本に対する提言。内容は、前半に指摘した問題点に対する改善案。・・・と思ったら、ちょっとしか書いていなくて残念。 この人の考えや提言はもっとあるはずなのに!!という消化不良で終了。

 みんなどこかで感じてはいたのに、今まではほとんどが精神論での指摘ばかりで、問題点指摘をはっきり言わなかった(言えなかった??)今のマネーゲーム。ちょっと消化不良ではあるけど、ちゃんと言ってくれた原さんの本を読んで、すっきりしました。

評価:★★★☆☆ 続編で提言をもっと聞いてみたい。

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