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2011年12月10日 (土)

「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」

 ヨーロッパの友人は日曜日に教会に行き、シンガポール人の友人は牛肉を食べない。僕自身、あまり宗教を意識したことは無いですが、小さい頃は祖母と仏壇の前に座って御経を読んだりもしていました。今時期だと街はクリスマス一色ですね、そういえば。宗教は身近にあるのになぜか殆ど何も知らないモノだったので、この本を手に取ってみました。
 池上さんが仏教・イスラム教・神道・キリスト教について、それぞれの専門家(?)と対談しています。たとえば浄土真宗の住職さんに「南無阿弥陀仏」の意味を聞いてみたり、一般人が知りたいなと思っているちょっとした事を色々と聞いてくれています。そして少し深い話まで。本の帯にもなっている『宗教は「よく死ぬ」ための予習です。』という言葉、なんとなくわかった気がします。
 以前インドに出張に行った際、ヒンドゥーの寺院に連れて行ってもらい、あの沢山の神様達の話を色々と教えてもらいました。その土地に生まれその地域の環境で生活していくうえで、宗教は切っても切り離せないモノなんだなと、生まれて初めて実感した時でもありました。
 日本人は多くが無宗教だと言います。僕も外国の友人に質問されるとそう答えていたんですが、やっぱり何か変な感じを受けていたようです。お葬式は仏教、今時期はクリスマス、そして年末年始は神社に初詣。宗教学者の島田さんによると、それは「無宗教」ではなくて、いろんな宗教に寛容であると考えるべきだとのことです。多くの宗教が争うことなく共存している、世界中で宗教にこれほど敏感であり寛容である国はないみたいです。僕もこれを読み、なんだか胸のつかえがとれた気がしました。

評価:★★★★☆オススメ。


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